2019/7/11

ベタな夢(長文)

休日の昨日、晩酌も佳境の時間帯、録画していた『アナザーストーリー』を観た。
 
その回は2週間ほど前の番組で、内容は映画『ロッキー』の制作秘話にまつわるものだった。
 
無名の俳優であったスタローンが脚本を持ち込み、自身を主演に据えてフィラデルフィアで撮影された、今となっては誰しも知る名作だ。
 
ハリウッドにはあるまじき低予算で製作されたというが、その費用は1億円、なんだ『カメラを止めるな』はたった300万だぞなどと突っ込みながら観ていた。
 
番組が終わったのちしばし『カメ止め』を思い出す。
 
あ~あのゾンビのカメラ割は見事だったよな~などと。
 
で、ゾンビつながりでマイケルジャクソンのスリラーのPVも思い出す。
 
あれは最後の最後にマイケルの目がゾンビ化してて衝撃だったな~などと。
 
その時点でお酒もずいぶん入っており、ましてや珍しくウイスキーなぞを飲んでたものだから、明日に差し支えてはいけないと布団に潜り込んだ。
 
そして娘にプレゼントされた漫画『キングダム』を読み始める。
 
この漫画1冊読むのにも結構時間がかかり、やっと29巻目あたりに到達したところだ。
 
相変わらず紀元前中国の群雄割拠の国盗り物語で、内容は戦場に関することばかりである。
 
で、千に万にと人が死ぬくせに、やはり主人公は死なない。
 
あり得ないほど強いし運もいい。
 
現実離れしてるよな~。
 
で、またページをめくろうとして指に軽い刺激が走った。
 
そうだ、最近17絃の糸締めしてて、ピンをハンドルで回す際、親指の腹を擦りすぎたせいでそこが水膨れになっていたのだ。
 
広島での糸締めに影響出なきゃいいがな~などと思いながら枕元灯を消す。
 
・・・で、そうこうしてるうちに眠りについたようだ。
 
どれくらい時間が経っただろう。
 
物音で目が覚めた。
 
見ると部屋にゾンビがいる!
 
2体3体・・・いや、もっとか!
 
これはいけない、とっさに身体が動きゾンビにとび蹴りを見舞ってやった。
 
でも当然ゾンビは死なない・・・いや死んでるからかw
 
狭い自室をなんとか抜け出すと、こともあろうにそこに広がる光景はフィラデルフィアのストリートだった。
 
すでに数えきれないゾンビで埋め尽くされている。
 
僕は道端にあった棍棒を拾い上げると、ゾンビに向かって突進、棍棒でやつらをかき分けて進んだ。
 
よく見るとゾンビに襲われた人もいて、その人は襲われた傷口が水膨れのようになり、その後ゾンビ化していくではないか。
 
僕はその時すでに何百体というゾンビと格闘しているんだが、不思議にやられなかった。
 
攻撃をうまくよけられているのか?
 
でも時々腕に痛みが走ることもある。
 
ただ周囲は真っ暗でよくわからない。
 
このままでは埒があかないのでその場に乗り捨ててあったクルマ、もちろんアメ車だが、乗り込んでエンジンをかけた。
 
キーなどないのだがいつか映画で観たように配線をショートさせてみたのだが・・・これが不思議とエンジンかかるものなんだね。
 
左ハンドルだったが不思議に慣れた感じで運転し、ゾンビをなぎ倒しながら進む。
 
気が付くと丘の上にいた。
 
月明かりに照らされた周囲は、なんと無数のゾンビに囲まれてるではないか。
 
これはもう潮時か。
 
覚悟を決めかけた時、ふいにクルマの車内灯が点灯した。
 
そして自分の腕に水膨れを発見、そりゃそうだ、何度かゾンビに引掻かれたしな・・・これで僕もゾンビになるんだな・・・。
 
そっと目を閉じたところで目が覚めたw
 
そう、途中からお気づきの方も多いでしょうが、これは完全に僕の今朝の夢でしたww
 
眠る前にアタマに浮かんだ事象がすべて出てくるなんてね。
 
いや~、なんか起きたら疲れ果てていて、熱測ったら7度超えしてました(-_-;)