2016/12/25

糸締めにも必要なんです

先日コンサートでギターを弾いた際、自分のKEYが下がってて、それじゃあギターも半音くらい下げて・・・とかやっててふと思ったことがある。
 
ギターだけでなくカラオケなんかもKEYコントロールがあり、その人の好みに上げ下げできますよね。
 
この場合出だしの音程が掴めればその後は相対音感で歌うことができます。
 
この相対音感っていうのは人が基本的に備えているものだといいます。
もちろん程度の差はありますがね。
 
初めて聴いた曲を瞬時にハモれるなんて人は相対音感が特に優秀といえます・・・僕もそうなんですけどね~(^◇^)(←自慢してるだろ)
 
一方で絶対音感を持っている人がいます。
 
世の中の全ての音を自分の頭の中で正確に楽譜で表現できる人です。
先天的、あるいは小さいころに訓練を積めば後天的に得られるとはいえ本当に限られた人々です。
 
僕の知り合いにも何人か存在しますが、皆さんが口をそろえて言うことがあります。
例えば「この曲半音上げてやりますか~」なんて時、結構パニックになるらしいのです。
 
何故かっていうと・・・例えばピアノで考えましょう。
ハ長調のド・ミ・ソ・・・つまりC・E・Gですね。
全部白鍵で誰でも一度は押さえたことがあるでしょう♪
 
で!コレを半音上げてみましょう。
するとC・E・G→C#・F・G#(もしくはD♭・F・A♭)となり、あっという間に黒鍵が二つ増えました。
ピアノ苦手な人は急には押さえられない(笑)
 
絶対音感の持ち主は頭の中で楽譜に#や♭が付くからもう大変、そりゃパニックにもなります(^^;)
 
僕も録音の都合上鍵盤少しやりますが、#や♭が多いとそっと楽譜を閉じますもん(-_-;)
 
改めて相対音感人間はのん気で便利だと思ったのです(笑)